「創業800年の老舗旅館で働く」と聞いて、あなたはどんな毎日を想像しますか?
伝統や格式を重んじる環境の中で、厳しく技術を磨く。
そんな印象を持つ人が多いかもしれません
伝統や格式を重んじる環境の中で、厳しく技術を磨く。
そんな印象を持つ人が多いかもしれません
でも、そのイメージだけでは見えてこない魅力があるのも事実。
そこで今回は、調理の現場で経験を重ねる若手社員の先輩たちに、自分たちが感じる等身大の御所坊グループについて語っていただきました。
(左から)
毛利太一さん:2025年入社(神戸国際調理製菓専門学校)
津田幸汰さん:2026年入社(神戸第一高等学校卒業)
正峯あやさん:2023年入社(大阪調理製菓専門学校ecole UMEDA卒業)
Q.入社の決め手や印象を教えてください。
(以下:敬称略)
正峯: 私は旅館の調理師志望で、京都の老舗旅館などいろいろなインターンシップに参加する中、一番印象に残ったのが御所坊グループでした。他の旅館は調理場とホールが分かれていて、少しピリッとした空気があったんですが、ここは部署を越えて関わる機会が多く、雰囲気がすごく良かった。それが入社の決め手でした。
津田: まず、旅館の外観を見た時に「すごいな」と思いました(笑) 先輩たちの対応や、美しく盛り付けられた料理にも惹かれて入社を決めました。配属された「花小宿」は、カウンター越しにお客様の反応を見ながら料理を提供できる環境が気に入っています。宿ごとに雰囲気や料理の提供方法が異なるので、さまざまな学びがあるのも魅力だと感じています。
毛利: 私はもともと、他の旅館で就職が決まっていたんです。でも、卒業直前に進路変更が必要になり、急遽紹介してもらったのが御所坊でした。有馬という立地や和食に携われる環境など、自分の希望と一致したので見学に行くと、その場で採用が決まって(笑) 年齢の近い人がたくさんいて、空気感がいいなと思ったことと、「とにかく決まってよかった!」とホッとしたことを覚えています。
Q.どんな経験やチャレンジができますか?
正峯: 2年目から、生きている蟹を丸ごとお客様の前でさばく「ライブ調理」を担当しています。1年目に先輩の仕事を見て「やってみたい」と思い、2年目に料理長に相談すると、すぐに挑戦させてもらえたんです。やりたいことを伝えると、いつも前向きに受け止めてもらえるので、チャレンジしやすいですね。
毛利: 私は料理長と一緒に、明石の漁港へ仕入れに行っています。いつも料理長が行っているので、「一緒に行ってもいいですか?」とお願いしたところ、快く「いいよ」と言っていただきました。漁港の競りは一般の人が入れる場所ではないので、とても貴重な経験ですし、本や調理場では学べないことをたくさん吸収できます。
津田: まだ入社して数カ月ですが、魚をはじめいろんな食材を触らせてもらっています。お客様と会話をしながら仕事ができるのも魅力で、自分が盛りつけた料理を「きれいですね」と言っていただけるとうれしいですね。会話を通じて、世界が広がっていくのも感じています。
Q.どんなところに御所坊らしさを感じますか?
毛利: 料理だけでなく、地域の魅力や文化をさまざまな形で発信しているところです。器を同じ作家さんの作品で統一したり、地元の野菜や食材を積極的に使ったりしていますし、有馬の山椒を使った新商品を開発していて、スタッフみんなで山椒を採りに行ったこともありました。
正峯: 御所坊と花小宿の調理場では、扱う食材や調理法、料理の提供方法が全く違って、それぞれの宿が独自の魅力を大切にしているところに御所坊らしさを感じます。実際にお客様からも「次はあちらの宿にも泊まってみたいです」といった声をいただくことがあり、それぞれの個性を楽しんでいただけているのだと思います。
津田: 料理長はいつもお客様を第一に考え、「どうすれば喜んでいただけるか」を大切にされています。営業中は料理だけでなく、その土地のことや食材の背景についてもお話しされていて、おもてなしは「おいしい料理をつくること」だけではなんだなと感じました。お客様にどんな時間を過ごしていただくかまで考えることの大切さを学べる職場だと思います。
Q.未来の仲間達へメッセージをお願いします
毛利: 最初は歴史のある旅館なので少し身構えていましたが、実際は年齢の近い人が多くて働きやすい環境でした。焦らずじっくり成長したい人には良い環境だと思います。料理はすぐに結果が出る世界ではないので、私自身も3年、5年と経験を積みながら、一つひとつできることを増やしていきたいです。
正峯: お客様一人一人と会話しながら料理を提供し、喜んでもらえるやりがいがあります。休日は連休も取得できて、自分の時間も大切にしながら働ける環境です。寮もあるので、料理人として成長したい人はもちろん、新しい環境に挑戦したい人にも来ていただきたいですね。
津田: 以前は電車で約1時間半かけて通勤していましたが、今は車で通っています。運転が好きなので、通勤時間も楽しみの一つです。最初は不安もあると思いますが、楽しく学び働ける環境なので安心して飛び込んできてください。一緒に頑張りましょう!
